大崎の車売却メモ

大崎市田尻の個人買取店 チバガレージ代表・千葉遥斗が、車の売却を本音で書く自社ブログ

運営:チバガレージ(大崎市田尻の個人店)

同じ車なのに、なぜ査定額は業者でこんなに違うのか

こんにちは。宮城県大崎市田尻で車の買取をしております、チバガレージ代表の千葉遥斗です。この記事は、当店の代表である私本人が書いている自社ブログでございます。広告として第三者を装ったものではなく、立場をはっきり開示した上で、業界の仕組みを正直にお話しいたします。

「同じ車種、同じ年式、同じ走行距離なのに、A社では50万円、B社では38万円。なぜこんなに違うのですか」——ありがたいことに、こうしたご質問を本当に多くいただきます。今日はその"差"の正体を、きれいごと抜きで、けれども穏やかにご説明させてください。

そもそも、あなたの車は売られたあと何回も値段が乗っていく

まず大前提として、買い取られたお車のほとんどは、そのまま次のオーナー様に届くわけではございません。多くの場合、いくつもの段階を経て再び市場に出ていきます。

こんな流れが一般的です。

  • 買取業者があなたから仕入れる
  • 業者間のオークション(中古車オークション)に出品される、あるいは別の業者へ流れる
  • 次の業者が落札し、整備・清掃・点検をする
  • 販売店の店頭に並び、利益を乗せて販売される

この一つひとつの段階で、手数料や経費、各社の利益が少しずつ積み上がります。あなたが受け取る査定額は、「この長い行列の一番うしろから逆算された金額」になりがちなのです。

たとえば同じ一台でも、「自社の店頭でそのまま売れる車」と「自社では売り先がなく、業者オークションへ流すしかない車」とでは、出口がまるで違います。前者は間の段階が少なく、後者は増える。つまりその業者にとっての"出口"が違えば、提示できる金額も変わってくるわけです。

同じ車でも業者によって査定額が違うのは、どのルートで・何段階を経て・どれだけの利益を見込んで売るつもりかが違うから。これが、最初の答えでございます。

中間マージンの中身を、ひとつずつ分解してみます

「中間マージン」という言葉はよく聞きますが、中身が曖昧なまま使われがちです。何にお金がかかるのかを、分けてご説明いたします。

① 業者間オークションの出品・落札手数料
中古車が業者の間で取引される際、出品する側にも落札する側にも手数料がかかるのが通例です。1台あたり数千円〜数万円程度が目安とされ、車が業者の手を渡るたびに発生し得ます。

② 陸送費・保管費
落札された車を運ぶ陸送費、売れるまで置いておく保管場所のコスト。これらも地味に積み重なります。会場と店舗が離れていれば、その分の輸送費も乗ります。

③ 整備・点検・清掃のコスト
店頭に並べる前の整備や清掃、消耗品の交換など。お客様に安心して乗っていただくために必要な工程ですが、当然その費用も価格に織り込まれます。

④ 各段階の事業者の利益
仕入れて売る以上、それぞれの会社が利益を取るのは当たり前です。問題はその利益が何段階分も重なること。仕入れた業者の利益、落札した業者の利益、最後に販売する店の利益。これらが直列でつながれば、その分だけ最初の仕入れ価格、つまりあなたの査定額は下に押さえられていきます。

表にすると、構造がはっきりします。

段階主にかかるコスト
仕入れ業者査定の人件費・出張費
業者オークション出品料・落札料・成約料
陸送・保管運搬費・置き場代
販売店整備・清掃・販売利益

この表のコストと利益は、巡り巡ってあなたへの査定額から逆算で差し引かれていくものでもあります。査定額の差とは、この①〜④をどれだけ短くできるか・自社でどこまで吸収できるかの差でもあるのです。

見落とされがちな"広告費"も、めぐりめぐって査定額に効いてきます

中間マージンというと、つい手数料や整備費ばかりに目が行きます。けれど、もうひとつ忘れてはならないコストが広告費でございます。

テレビCM、検索連動の広告枠、一括査定サイトへの送客手数料、紹介料——こうした集客の費用は、当然どこかから捻出しなければなりません。多くの場合、事業全体の経費として、巡り巡って一台一台の仕入れ価格、つまり査定額にも織り込まれていくのが自然です。

誤解のないように申し上げますが、広告を出すこと自体は、ごく普通の企業活動です。私は「広告を出す店が悪い」などと申すつもりは一切ございません。ただ、車を売る側として知っておいて損がないのは、そのお金が、最終的にどこから出ているのかという一点だけでございます。

「大崎市 車買取」と検索して上のほうに並ぶ枠の一部は、お金で確保できる広告枠です。露出はお金で増やせる。けれど、あなたの一台に本気で値をつけるかどうかは、買えません。この仕組みは広告に頼らず高く売るという考え方なぜ"おすすめ"上位は順位を買えるのかでも詳しくお話ししております。

私が静かに引っかかっているのは、ここなのです。お客様のために動くべきお金が、見えないところで中間や広告に吸われていく。怒りの矛先は特定の会社ではなく、この"仕組み"のほうに向いております。

「買取価格は販売価格の何割か」という話

よく「買取価格は販売価格の◯割」という言い方を耳にされるかと思います。

業界で一般的に言われる目安として、買取価格は最終的な販売価格の概ね6〜9割程度に収まる、といった語られ方をすることがございます。ただしこれは感覚的な目安であって、車種・需要・状態・時期によって大きく上下しますし、厳密な統計として断定できるものではございません。鵜呑みにはなさらないでください。

ここで大事なのは数字よりも、「販売価格と買取価格の間には差がある」「その差の中に、これまで挙げた手数料や各段階の利益、そして広告費が詰まっている」という構造の理解です。

そして、その差が大きくなる最大の要因が、間に入る業者の数だと私は考えております。間に立つ事業者が増えるほど、それぞれが取る分が積み上がり、あなたに戻る金額は減っていく。逆に言えば、間を削れば、その分はお客様に戻し得る。同じ「6〜9割」という幅の中でも、上に寄るか下に寄るかは、この"間の数"で変わってくる、とお考えいただければと思います。

相見積もりは、悪いことでも、面倒なことでもありません

「他社にも査定を頼むと、なんだか申し訳ない」——そんなお声をいただくことがございます。けれど、はっきり申し上げます。複数の店で見積もりを取ること(相見積もり)は、売る側の当然の権利でございます。気を遣う必要はございません。

むしろ、車の値段は一社の提示額だけを見ても、高いのか安いのか判断のしようがありません。複数の金額を並べて、はじめて"幅"が見えるのです。当店はこの相見積もりを心から歓迎しております。他社のお見積もり、大歓迎です。査定票を持ってきて、遠慮なく比べてください。

相見積もりを賢く進めるコツを、いくつか挙げておきます。

  • 同じ条件で聞く。 年式・走行距離・グレード・傷の状態など、各社に伝える情報を揃えると、金額を公平に比べられます。
  • 査定額の"内訳"や"理由"を聞いてみる。 なぜその金額なのかを説明できる店は、信頼の目安になります。金額だけ提示して理由を濁す対応かどうかは、見ておくとよいでしょう。
  • 即決を急かされても、慌てない。 一度持ち帰って比べる余裕は、いつだってあなたの側にあります。
  • 電話の集中が苦手なら、窓口の選び方も工夫する。 一括査定の仕組みと写真で静かに進める方法の違いは、一括査定の電話の仕組みと静かに売る方法にまとめてあります。

比較を歓迎する店ほど、値付けの根拠に自信があるとも言えるかもしれません。

大崎・古川という土地ならではの、ちょっとした事情

全国どこでも同じ理屈が効くとはいえ、私が商売をしている大崎市・古川エリアには、この土地ならではの事情もございます。

まず、遠方の大きな会場まで車を運ぶとなると、その分の陸送費が乗ります。遠くのオークション会場へ流す前提で値付けをすれば、その輸送コストは見えないところで査定額に効いてきます。逆に、地元で買って地元で売り先を見つけられれば、この距離の負担を圧縮できる余地が生まれます。

また、雪国ゆえに融雪剤による下回りのサビを気にされる方も多くいらっしゃいます。状態は査定に影響しますが、過度に身構える必要はございません。状態は状態として正直に見て、根拠を添えてご説明するのが筋でございます。

大崎・古川は、軽自動車や実用車に長く乗られる方も多い土地柄です。年式が古い・走行が多い・車検が近い——そうした"効率のわりに利益が薄い"とされがちな車ほど、間を減らして値付けする発想が効いてくる場面もございます。車検切れや不動車のご相談は車検切れ・不動車・廃車でも売れるのかもご覧ください。

この土地で腰を据えて商売をしている以上、私は長く信用していただくことでしか生き残れません。だからこそ、見えにくい中間の話まで開示しているのでございます。

私が問題だと思っているのは、特定の会社ではなく"構造"です

念のため申し上げますが、私はどこかの同業者さんを悪く言いたいわけではございません。手数料を取ることも、利益を乗せることも、商売として正当なことです。整備にお金がかかるのも、広告を出すのも、立派な企業活動です。

私が「もったいないな」と感じているのは、個社の善し悪しではなく、車が何度も人手を渡り、その都度コストと利益が積み重なっていく仕組みそのものです。お客様には見えにくく、けれど確実に手取り額に効いてくる。この構造に、もう少し風通しがあってもいいのではないか、と思っているだけでございます。

反骨心と言われればその通りかもしれません。ただ、誰かを蹴落とすためではなく、お客様の手取りを一円でも多くするための反骨です。検索順位はお金で買えても、目の前の一台に本気で値をつける覚悟は、お金では買えない——私は、買えないほうで勝負すると決めております。

チバガレージの考え方:間を減らして、その分をお客様へ

では当店がどうしているか、です。

当店は、買い取ったお車をできるだけ自社で直接販売することを基本にしております。間に挟まる段階を減らせれば、手数料や利益の積み重なりを圧縮でき、浮いた分をお客様の査定額に上乗せできる余地が生まれるという考え方です。広告にも一円も払っていない分、その費用も中間で消えません。

もちろん、すべての車を自社で売り切れるわけではございませんし、相場や需要には逆らえません。「必ず他より高い」などと申し上げるつもりは一切ございません。ただ、中間を減らすという発想で値付けをしていること、その理由を包み隠さずお伝えできることは、当店の正直さとしてお約束できます。査定額がなぜその金額になるのか、内訳まで含めてご説明いたします。大崎・古川エリアの売り方の全体像は大崎市で車を売るにまとめてございます。

進め方も、難しいことは何もございません。LINEで車の全体・ナンバー・メーター・車検証・気になる傷の写真を数枚お送りいただければ、わかる範囲で目安の金額をお伝えします。いわゆる"鬼電"はいたしません。ご自身のペースで他社さんと静かに比べてください。書類や名義の確認が整えば早めに現金化できる場合もございますが、「必ず即日」とはお約束しておりません。具体的な金額のご相談は、本店のチバガレージ車買取の窓口からどうぞ。

なお廃車について。当店は自社で解体は行っておらず、お引き取りした廃車は提携の登録解体業者へ適正にお繋ぎしております。

  • 代表:千葉遥斗
  • 拠点:宮城県大崎市田尻
  • 古物商許可:宮城県公安委員会 第221190001219号

「自分の車、ほんとはいくらなんだろう」と思われたら、一度ご相談ください。納得して手放していただくことが、私の願いでございます。

よくある質問

同じ車・同じ状態なのに、なぜ業者で査定額が何万円も違うのですか。

買い取った車をどのルートで・何段階を経て売るかが業者ごとに違うためです。業者間オークションの手数料、陸送・保管費、整備費、各段階の事業者の利益が積み重なるほど、最初の仕入れ価格(=あなたの査定額)は下に押さえられがちです。間に入る業者が少ないほど、その分をお客様に戻せる余地が生まれます。

買取価格は販売価格のどのくらいの割合になりますか。

業界で一般的に言われる目安として、買取価格は最終的な販売価格の概ね6〜9割程度に収まると語られることがあります。ただしこれは感覚的な目安で、車種・需要・状態・時期によって大きく上下し、厳密な統計として断定できるものではありません。差の中に手数料や各段階の利益、広告費が含まれている、という構造としてご理解ください。

中間マージンとは具体的に何にかかるお金ですか。

主に、業者間オークションの出品・落札手数料、車を運ぶ陸送費、売れるまでの保管費、店頭に出す前の整備・点検・清掃費、そして仕入れ・落札・販売それぞれの段階の事業者の利益です。さらにテレビCMや検索広告などの広告費も、事業全体の経費として巡り巡って査定額に効いてきます。これらが直列で重なるほど積み上がります。

相見積もり(複数社に査定を頼むこと)は失礼になりませんか。

いいえ、複数の店で見積もりを取ることは売る側の当然の権利で、気を遣う必要はございません。一社の提示額だけでは高いか安いか判断のしようがなく、複数を並べてはじめて金額の幅が見えます。各社に同じ条件を伝え、査定額の内訳や理由を聞いて比べると公平です。当店も他社のお見積もりとの比較を歓迎しております。

チバガレージなら必ず高く売れますか。

必ず高いとは申し上げません。相場や需要には逆らえないからです。ただし当店は買い取った車をできるだけ自社で直接販売し、間の段階を減らすことで、その分を査定額に上乗せできる余地を作る考え方で値付けをしています。広告にも一円も払っていない分、その費用も中間で消えません。なぜその金額になるのか、内訳までご説明いたします。

廃車も自社で解体しているのですか。

いいえ、当店は自社で解体は行っておりません。お引き取りした廃車は、提携している登録解体業者へ適正にお繋ぎしています。古物商許可は宮城県公安委員会 第221190001219号、拠点は宮城県大崎市田尻、代表は千葉遥斗です。