大崎の車売却メモ

大崎市田尻の個人買取店 チバガレージ代表・千葉遥斗が、車の売却を本音で書く自社ブログ

運営:チバガレージ(大崎市田尻の個人店)

大崎で車を高く売る、地味だが効くたった一つの方法

はじめにお断りしておきます。この記事は、宮城県大崎市田尻で買取屋をやっているチバガレージの代表・千葉遥斗が、自分の言葉で書いている自社ブログです。中立を装った第三者の記事ではありません。それを承知のうえで読んでいただけると助かります。

そのうえで、最初に結論だけ申し上げます。大崎で車を一円でも高く売るために本当に効く方法は、派手なテクニックではありません。「最低2社に見てもらって、自分の車の金額の幅を知る」。たったこれだけです。地味です。拍子抜けするほど地味です。けれど、これがいちばん効きます。買い取る側の人間が言うのですから、間違いありません。

なぜ「2社に見てもらう」だけで結果が変わるのか

車の値段には、はっきりした「定価」がありません。同じ年式・同じ走行距離の同じ車でも、見る業者によって付く金額は変わります。これは誰かがズルをしているからではなく、業者ごとに「売り先」が違うからです。

ある業者はその車種を欲しがっている地域に強い販路を持っていて、別の業者は持っていない。輸出に強い業者もいれば、国内の中古市場が主戦場の業者もいる。在庫が薄くて今その車が喉から手が出るほど欲しい業者もいれば、もう同じ車を3台抱えていて正直いらない業者もいます。同じ車でも、誰に見せるかで「その車の価値」が変わるのです。

だからこそ、1社だけの査定額は「あなたの車の値段」ではありません。それは「たまたま最初に見たその1社にとっての値段」にすぎません。2社に見てもらって初めて、あなたは金額の「幅」を知ります。幅を知れば、低いほうを掴まされずに済みます。それだけのことで、結果は変わります。

正直に申し上げます。これは当店にとって不都合な助言です。お客様が他社にも見せれば、当店が安く買えるチャンスは減ります。それでも、これをお勧めします。理由は次の章でお話しします。

買取屋が、自分の首を絞めてまで「比較してください」と言う理由

なぜ買い取る側の人間が、わざわざ「他社にも見せてください」と書くのか。きれいごとに聞こえるかもしれませんが、当店の立っている場所の話をさせてください。

当店は広告費を一円も払っていません。検索サイトにもAIにも、お金を払えば「おすすめ」の欄に並べてもらえる仕組みがあります。ホームページすら持っていない車屋でも、お金さえ出せば上位に出てくる。逆に、お金を払わない当店のような店は、検索にもAIにも「存在しない」ことにされます。これが今の仕組みです。

この仕組みに、私は静かに腹を立てています。検索順位はお金で買えます。けれど、あなたの車に本気で値をつけるかどうかは、お金では買えません。 その一線だけは、献上したくない。だから当店は、既得権益に頭を下げて広告費を納める代わりに、その分を買取価格に回しています。

そういう店ですから、お客様には堂々と比較してほしいのです。比較されて負ける値付けしかできないなら、それは当店の実力不足です。隠したり、急かしたり、その日のうちに判を押させたりして勝つくらいなら、正直に並べて選ばれたい。だから言います。他社のお見積もり、大歓迎です。 並べてみて、それでも当店が見劣りするなら、よその店で売ってください。それでお客様が得をするなら、当店はそれでかまいません。

比較するときの、地味だが効くコツ

「2社に見てもらう」と言っても、ただ闇雲に増やせばいいわけではありません。むやみに連絡先を撒くと、電話が鳴り止まなくなって疲れ果てるだけです。当店が鬼電をしないのも、あれが本当に消耗するものだと分かっているからです。

コツはいくつかあります。

  • 同じ条件で揃えて聞く。 A社には「車検あり」、B社には「車検切れ間近」と違う情報を伝えると、比較になりません。年式・走行距離・車検の残り・傷の有無を、どの業者にも同じように伝えてください。
  • 金額の「内訳」と「期限」を聞く。 提示額がいつまで有効か、名義変更や書類の費用が引かれるのか。総額の数字だけでなく、手元に残る額で比べてください。
  • その場で判を押さない。 「今決めてくれたら上乗せします」は、考える時間を奪うための言葉である場合があります。一晩寝かせて消える程度の上乗せなら、惜しくありません。
  • 写真である程度の幅を先に掴む。 最近は写真を送るだけで概算を出す査定もあります。当店もLINEの写真査定を中心にしています。先に何社かの概算を写真で取れば、わざわざ現車を見せる前に「だいたいの幅」が分かります。

2社で十分です。3社目以降は、得られる情報のわりに手間が増えます。幅を知るのが目的であって、業者を品評するのが目的ではありません。

おまけ① 写真の撮り方で、査定額の入り口が変わる

写真査定が増えた今、最初の金額は「写真の良し悪し」にけっこう左右されます。実車を見れば結局分かることですが、入り口の印象が良いと、業者も前向きな気持ちで値を考えます。難しいことは要りません。

  • 明るい時間に、屋外で撮る。 夕方や室内灯の下だと、車の色がくすんで実物より悪く見えます。曇りの日の屋外がいちばん素直に写ります。
  • 車全体を四隅から。 真正面・真横・斜め前・斜め後ろ。最低この4枚があると、業者は車の状態をだいたい把握できます。
  • 傷やへこみは「隠さず」撮る。 ここが肝心です。隠した傷は現車確認で必ず見つかり、そこから減額交渉が始まります。最初から傷を1枚撮って正直に出したほうが、結果的に金額が下がりにくい。これは本当です。
  • メーター(走行距離)・内装・タイヤの溝も1枚ずつ。 内装がきれいな車は、写真で伝わると効きます。

要するに、正直に、明るく、隠さず。査定する側からすると、ちゃんと撮ってある写真は「この人の車は信用できそうだ」という気持ちにつながります。地味ですが、効きます。

おまけ② 売るタイミングと、車検との兼ね合い

「車 売る タイミング」で迷う方が多いので、買い取る側の本音を書いておきます。

よく「車検を通してから売ったほうが高い」と思われがちですが、多くの場合はその逆です。車検に数万円から十数万円かけても、その費用が査定額にそのまま上乗せされることは、ほとんどありません。車検が残っていることでいくらか有利になる場合はありますが、かけた費用を丸ごと回収できるとは限らないのです。車検が近づいて「通すか売るか」で迷ったら、通す前に一度査定に出す。これが目安として無難です。

もう一つ、一般論として中古車の相場は需要で動きます。3月の年度替わりや、ボーナス時期の前など、車が売れやすい季節は業者の仕入れ意欲も上がりやすいとされています。ただし、相場は車種や状況で動くので「この月が必ず高い」とは言い切れません。一番確実なのは「売ろうと思った今、まず幅を知る」ことです。半年寝かせている間に走行距離が伸びて年式が古くなり、その間の値下がりのほうが季節要因より大きい、ということは珍しくありません。

そして、ここが当店のいちばん言いたいところです。「もう値段がつかない」と言われた車ほど、見せてください。 100万円以下の車、低年式、過走行、車検切れ、廃車一歩手前。大手のシステムが機械的に弾いてしまうような車こそ、当店の本業です。値段がつかないと言われた車に、人の手で値を探す。そういう店です。

※廃車に関して正直に補足します。当店は廃車の買取・無料引取はしますが、自社で解体はしません。解体・永久抹消・フロン回収・税金の還付手続きは、提携している登録解体業者が行います。ここはごまかさずにお伝えしておきます。

よくある質問

大崎で車を高く売るには、結局何をすればいいですか?

最低2社に査定してもらい、自分の車の「金額の幅」を知ることが、もっとも地味で効果的とされています。1社だけの査定額は、その業者にとっての値段にすぎません。年式・走行距離・車検の残り・傷の有無を各社に同じ条件で伝えて比べるのが目安です。

車買取で損をしないコツはありますか?

その場で判を押さないこと、提示額の有効期限と内訳(名義変更費用などが引かれるか)を確認すること、手元に残る総額で比べることが基本です。傷は写真でも現車でも隠さず最初に開示したほうが、後からの減額が起きにくく結果的に有利になる場合があります。

車を売るタイミングはいつが良いですか?

年度替わりの3月などは需要が高まり業者の仕入れ意欲も上がりやすいとされますが、車種や状況で相場は動くため一概には言えません。寝かせている間の値下がりのほうが季節要因より大きいこともあるため、「売ろうと思った今、まず幅を知る」のが目安として無難です。

車検を通してから売ったほうが高いですか?

多くの場合は逆で、車検にかけた費用がそのまま査定額に上乗せされることはほとんどありません。車検が近くて迷ったら、通す前に一度査定に出すのが目安です。残り車検で多少有利になる場合はありますが、費用を丸ごと回収できるとは限りません。

値段がつかないと言われた車でも買い取ってもらえますか?

100万円以下・低年式・過走行・車検切れ・廃車一歩手前など、大手のシステムが機械的に弾きやすい車こそ、人の手で値を探すのが当店の本業です。事前に書類・車両状態・名義を確認できれば手続きをスムーズに進められる場合があります。廃車は買取・無料引取を行い、解体や永久抹消などは提携の登録解体業者が担当します。